サポートギタリスト前野直也

DAWで制作した曲のクオリティを上げたい作曲家・クリエイターの方に、僕がギターの録音でお手伝いする様子をご紹介するブログです。ギターを宅録してみたい方もプロセスを知る事ができるブログです!ご覧頂きありがとうございます!

録音しながら作る?年越しの曲をレコーディングしました!

明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い致します。


皆さんはどのような年越しをお過ごしでしたか?
紅白だったり笑ってはいけなかったり格闘技だったり、カウントダウンコンサート等に行かれた方もいらっしゃるでしょうか。
 
僕は「新しい年を迎える気持ちをギターで表現しよう」という事で、レコーディングをしていました!
 
新年を迎える瞬間の感情を形にしたかったので、クリスマスが過ぎた辺りから何となくコード進行を考えはじめて、
大晦日にコード進行と構成を決めてレコーディング。
 
この時点でメロディは作っていません。
Aメロは一年の出来事を振り返り、サビは新しい年を迎える希望がある感じに。。。
というくらいだけ決めて録り始めました。
 
まずDAWのクリックだけを聞いてアコースティックギターをレコーディング。
ここは曲の基盤になるパートなので一番時間をかけました。
実は1パートですが3トラック使っています。
 
次にクリックと録音したアコースティックを聞きながら
ドラムパートを打ち込みました。
ドラムが内部分はStylus RMXのループを使っています。
 
ここでクリックは消して、ドラムとアコースティックギターを聴きながら
ベースを録音しました。
 
そしてエレキギターのバッキングを録音しました
2パート入れることにして、
片方はレスポールスタジオ、
もう片方はフジゲンのストラトタイプを使用しました。
 
このあたりでもう紅白も終盤の時間帯に。
 
最後にリードパートはPRSで録音しました。
即興で何度も録音しながらメロディを作っていき、
ゆく年への感謝とくる年への希望を表現しました。

録り終わってミキシングも自分でやりました。

こうして年越しの曲「new morning」が完成しました!

www.youtube.com



今回は「新年を迎える瞬間」を録るために「即興的に作って録る」
というコンセプトで撮りたかったので、
パンチイン(部分的な撮り直し)は殆どしていません
リードパートの最後だけどうしても納得いかなかったのでパンチインしていますが、それ以外は

「間違えたらもう一度最初から」

という形で録音しています。
 
次回以降各パートの録り方を、動画も交えつつご紹介していきます。