サポートギタリスト前野直也

DAWで制作した曲のクオリティを上げたい作曲家・クリエイターの方に、僕がギターの録音でお手伝いする様子をご紹介するブログです。ギターを宅録してみたい方もプロセスを知る事ができるブログです!ご覧頂きありがとうございます!

「ギターレコーディングの実践その1」まずはイメージを共有します!

こんにちは!
あなただけのサポートギタリスト前野直也です。
 
 
今回からは
僕がレコーディングのご依頼を頂いた場合どのように作業しているのかをご紹介しようと思います。
 
実際に先日お受けした仕事を例にとってご紹介していきます。

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僕が録音を承る際に大事にしている事は、イメージを共有する事です。
それは僕の役目はギターで楽曲の世界観を拡張する事だと思っているからです。
その為にはご依頼主様と楽曲の方向性、世界観のイメージを共有しておく事が大事なのです!
 
今回のご要望は「アコースティックとエレキと両方入れて欲しい」との事。
 
具体的に「こんなイメージのギターを入れて欲しい」と言う既存曲があるとの事でしたのでその曲も教えてもらいました。
 
このように、イメージを共有する為の参考曲を「リファレンス曲」と言います。
 
リファレンス曲がある場合はそれを参考にギターアレンジを考えます。
 
しかし、リファレンス曲と実際に作業する曲は当然メロディーもコードも違うので、リファレンス曲のエッセンスをどのように取り入れていくかがセンスが問われる部分です!
 
今回のリファレンス曲を分析してみたところ
 
1.コードストロークしているアコースティックギター
 
2.アルペジオを弾くエレキギター(ほんの少しだけ歪んだ音)
 
3.サビだけパワーコードをジャカジャカ弾くエレキギター(歪んだ音)
 
の三種類が入っていました。
 
その編成は尊重しつつ作戦を練っていきます!
 
次回は作戦をご説明しつつ録り始めます!
 
※今回のご依頼者様は何度もお仕事させて頂いているので、お互いのスタイルも分かっているし細かい所は任せて下さる事がほとんどです。皆さんと初めてお仕事させて頂く時はお互いのイメージを共有出来るまで打ち合わせしますので遠慮なくお話し下さいね!
 
それではまた次回!