「ギターレコーディングの実践その7」ご期待以上の物を提案します!
あなただけのサポートギタリスト前野直也です!
そこから後半はエレキギターのソロが入って盛り上げる事にしました。
もちろん弾きまくりではなく、曲調に合わせてハーモナイズドチョーキング等を使ってポップなソロを意識して録音しました。ソロの終盤も次の歌のセクションへの橋渡しが自然になるように考えて弾きました。
入れ始めるとキリがなくなってしまうことがありますので、客観的に聴き返してみて
そうしないといつまでたっても納品できなくなってしまいます。
ご依頼者様の作品ですので、最終的な善し悪しを判断するのはあくまでもご依頼者様です。
なので「これ以上やったら入れすぎかな」と迷って時間が経ってしまうようなら、
一刻も早く納品してご依頼者様に聴いていただいた方がご依頼者様の時間を奪うこともないです。
「それでご依頼者様が納得いかなかったらどうするの?」とお思いの方ご安心ください。そのお話は次回でご説明します!
ということで「自分で良いと思える状態まで来た。まずは納品してご依頼者様に聴いて頂こう」と判断し、これで完成とします。
録音終了後のお話です。
納品してお客様の反応をお聞きします!
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「ギターレコーディングの実践その6」他にできることはないか考えます!
こんにちは!
あなただけのサポートギタリスト前野直也です!
ここまで実際にご依頼頂いた曲を題材に、僕のサポートギタリストとしての仕事の仕方をご紹介してきました。前回でご依頼者様からご要望頂いたパートは録音し終わりました。
後は納品して終了…と言いたいところですが、ここでもう一つやる事があります!
何をするのかと言うと、お預かりしたトラックと録音した各パートを仮でミックスしてみて聴き返してみます!
そんなことか!とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、ただ聴きかえす訳じゃないですよ(笑)
1リスナーになったつもりで聴き返してみて、「ここにこんなギターが入っていたらカッコいいなぁ」と感じるところがあったら、追加して録音します。
何故こんな事をするかと言うと、
僕がサポートする目的が「時にクリエイターさんと同じ目線で、時に違う角度からアイデアを提供する事で参加させて頂いた楽曲のクオリティアップに貢献する。」事だからです。
僕が納品してからご依頼者様が確認して、「こんなパートも欲しいな」と思って僕にご連絡頂いて、それを録音して納品するには、いかに「ネットで完結」と言えどもそれなりに時間がかかります。
それに対して、まとめて納品したトラックを「このパートは要らないな」という場合はご依頼者様の方で入れなければ良いだけなので時間はかかりませんよね。
なのでご依頼者様の時間を有効に使っていただけるよう、自分で聴き返してすぐ思いつくパートであれば最初の納品の段階でお入れしています。
もちろん納品後にご確認いただいて、追加したいパートや直して欲しいパートがありましたら追加、修正しますのでお気軽にお知らせ下さいね!
さて、次回は1リスナーになったつもりで仮mixした音源を聴き返してみた後の話です!
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「ギターレコーディングの実践その5」アルペジオを録音します!
こんにちは!あなただけのサポートギタリスト前野直也です!
前回までで、アコースティックギター、サビのエレキギターが入り、大分完成形が見えてきました。
しかしリファレンス曲の世界観のカギを握るのはエレキのアルペジオパートです。そしてご依頼の曲のカギを握るのもアルペジオパートです!
今回はいよいよそのアルペジオパートを録っていきます!
ギターはリファレンス曲のアーティストさんがレスポールをメインにしてらしたのでレスポールを使います。
気分の問題かもしれませんが(笑)あまりハイファイなギターよりは昔ながらのギターの音の方がイメージにも合ったので。
音は前回のパートと同様にLine6のPODHD500Xを使いました。今回はクリーンのようだけど強く弾くと若干歪んでるかな?というくらいの音を作りました。
まずは大体のフレーズを考えます。リファレンス曲のパクりになってはダメですし、ご依頼曲のコード進行にも合いません。
ご依頼曲のコード進行で、リファレンス曲のイメージも含んだフレーズを考えます。ボーカルの音域を邪魔しない事も重要です。
ある程度出来たものを仮で録音してみて、他のパートやボーカルとの混ざり具合いを確認してみたところ、概ね良い感じですがサビで時々ボーカルとリズム的に気持ち悪い箇所がありました。
なので本番の録音ではセクション毎に分けて、特にサビの部分で細かい符割りに注意しながら録音しました。
さて、ここまででご依頼頂いたパートは録音しました。しかしまだ終わりません。
あともう少しだけ続きます!
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「ギターレコーディングの実践その4」エレキギターにとりかかります!
あなただけのサポートギタリスト前野直也です!
しかも歌ものなので、リズム的にも音的にもメロディとぶつからないようにしたい。
あまり深く歪ませてしまうとイメージが違うのです。出来るだけナチュラルな歪みながらサスティンもある、でもブラッシングの感じもしっかり出したい。というイメージに向かって音を作り、試し録りをして音が決まってから録りました。
時間帯を気にせず録音でき、安定して良い音で録れるのでエレキの録音はほぼ全てこれでやっています。
それではまた!
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「ギターレコーディングの実践その3」アコースティックギターにひと工夫します!
こんにちは!
あなただけのサポートギタリストの前野直也です!
前回で作戦を立ててDAWソフトの準備が出来ましたので、今回はいよいよ録り始めます!
今回はアコースティックギター
を録ります!
何故これから録るか、というお話は前回を参照して下さいね!
僕の場合は
アコースティックギターにピエゾピックアップがついているので、ラインでLRbagges のDIに、そこからオーディオインターフェースに繋いで録
ります。
ここでアコースティックギターにひと工夫します!
それは…
同じフレーズを2パート録音する事です。
2パート録音して両方とも再生すると、同じパートでもほんの少しだけずれているんですね。そのずれがコーラスのような効果を生むんです。コーラスをかけるよりもピッチの揺れが少なくて気持ち良いと感じたのでアコースティックは2パート録音してます。
で、更にもうひと工夫。
パート1と2でピックを替えて弾いてます。
パート1はhistoryの一番柔らかいピック(写真右)を使用しました。コードストロークした時にガチャガチャしすぎない音が出るので、エレキギターよりも薄くて柔らかい物にしました。
パート2は緑の変な形のピックを使用しました(写真左)。これのギザギザの部分(ちょっと見づらいですが写真で上側の方です)が弦に対して少し斜めに当たるように弾くと、12弦のようなシャリンとした音が出ます。アコースティックのストロークを2パート録る時は片方はこれで録るようにしてます。
これでアコースティックギターの録音が終わりました!
次回はエレキギターの録音をご紹介します!
それではまた次回!
お仕事内容について詳しくお知りになりたい方や音源を聴いてみたい方はこちらもご覧ください!
「ギターレコーディングの実践その2」作戦を立てて準備します!
あなただけのサポートギタリスト前野直也です。
※リファレンス曲ってなに?という方は「ギターレコーディングの実践その1」
をご覧下さい。
サビ、間奏はずっと入れる。Aメロは控えめに、Bメロからサビに向けて音数を増やしていく
先ほどの作戦に従ってギター録音用のオーディオトラックを作成します。
仕事内容や実際に僕が録音した音源をお聴きになりたい方はこちらもご覧ください!
「ギターレコーディングの実践その1」まずはイメージを共有します!
あなただけのサポートギタリスト前野直也です。
僕がレコーディングのご依頼を頂いた場合どのように作業しているのかをご紹介しようと思います。
それは僕の役目はギターで楽曲の世界観を拡張する事だと思っているからです。
その為にはご依頼主様と楽曲の方向性、世界観のイメージを共有しておく事が大事なのです!